NEWS 導入事例

プロトタイプ開発で、意思決定までを3週間→3日に

※本記事は想定シナリオに基づくサンプルです(実在の取引・掲載ではありません)。実際の事例は準備が整い次第、掲載します。

要望を言葉と資料だけですり合わせるのではなく、まず実際に触れる試作品を見ながら方向を固めていく——。仕様の検討に3週間程度かかっていたところが、試作品の提示から3日程度で方向性を確定できるようになった、という変化があった。今回は、業務効率化のための社内ツールの試作を依頼した、都内・従業員30名規模のサービス業B社(仮称)のご担当者に、プロトタイプ開発を依頼した経緯と、進めてみて感じた違いについて伺いました。

今回の依頼内容をひとことで言うと

  • 依頼内容: AI受託開発「プロトタイプ開発」(費用66万円・税込、税別60万円。契約後14日以内の完成を目標)
  • 依頼前の課題: 要望はあるが仕様書を作る段階で時間がかかり、社内の意思決定も進みにくかった
  • 依頼後の変化(目安): 仕様の検討期間が目安で3週間程度→試作品提示後3日程度で方向性を確定でき、認識のズレを早い段階で解消できた

「作ってみたら思っていたのと違った」を避けたかった

B社では、社内の定型業務を効率化するための小さな管理ツールを内製、または外部委託で作れないか、以前から社内で話が出ていました。ただし、開発を依頼する前段階として、まず要件をまとめた資料をつくる必要があり、その作業に時間がかかっていたといいます。

「何をどこまで作ってもらうのか、社内でも意見がまとまりきらないまま、資料づくりだけが先に進んでしまう状態でした。過去に別件で外部に開発を依頼した際、完成品を見て『思っていたものと違う』となった経験があり、同じことを繰り返したくないという思いもありました」と、ご担当者は振り返ります。

比較検討で重視したポイント

開発の依頼先を探すにあたり、B社が比較検討で重視したポイントは次の3つだったといいます。

  • 分厚い仕様書を先につくらなくても、要望を伝える方法があるか
  • 完成を待つのではなく、途中の段階で実物を確認できる進め方か
  • 費用と期間の目安が、依頼前の時点であらかじめ分かるか

「専門的な仕様書を自分たちで用意するのは正直ハードルが高く、そこを前提にされると依頼自体を諦めていたと思います。分かる範囲・イメージで伝えられれば良い、という進め方は、探していた中では珍しく感じました」とのことでした。

依頼前に感じていた不安

検討段階では、費用をかけたのに使えないものができてしまうのではないか、という不安が大きかったといいます。「以前の経験もあり、完成してから初めて中身を見て、想定と違ったらどうしようという不安がありました。特に社内ツールは、実際に使う現場の感覚と合っているかどうかが重要なので、慎重にならざるを得ませんでした」とのことです。

この不安に対しては、完成を待たずに途中の試作品を確認できる進め方であることが、依頼を後押しする材料になったといいます。「最後まで見えないまま進めるのではなく、途中で軌道修正できる余地があると分かっていたので、思い切って依頼することができました」との振り返りもありました。

依頼の決め手は「先に動くものを見られること」

最終的にキャリアイノベーションのプロトタイプ開発を選んだ理由について、ご担当者は次のように話します。

分厚い資料を先につくるのではなく、まず動くものを見せてもらえるという進め方に魅力を感じました。費用が66万円(税込、税別60万円)、契約後14日以内の完成を目標にするという目安があらかじめ示されていたので、社内で予算と期間の見通しを立てやすかったです。

「14日以内」はあくまで目標であり確定した納期の約束ではない、という説明を依頼前に受けていた点も、誠実な印象があったといいます。「短い期間だけを強調されるより、目標としての期間とその前提を正直に説明してもらえたほうが、かえって信頼できると感じました」との声もありました。

実行フェーズでの取り組み

契約後は、まず確認シートを使って具体的な要望を確認するところから始まりました。専門的な言葉でまとめる必要はなく、分かる範囲・イメージを記入する形で進められたといいます。

  1. ご要望の確認: 確認シートで、実現したいことや使う場面のイメージを共有
  2. 開発: 数日ごとのサイクルで区切って進行、その都度状況を共有
  3. 試作品の確認: 実際に触れる試作品を受け取り、動かしながら確認

「途中の段階で触れる試作品を見せてもらえたので、言葉だけでは伝えきれなかった細かいイメージのズレに、早い段階で気づくことができました。完成してから初めて動くものを見る、という進め方に比べて、認識のすり合わせがしやすかったです」とのことです。

依頼前後の変化(目安)

項目依頼前依頼後(目安)
要望の伝え方仕様書を自社で作成する必要があり、着手までに時間がかかっていた確認シートに分かる範囲を記入するところから始められた
認識のズレへの気づき完成品を見て初めてズレに気づくことがあった試作の段階でズレに気づき、早めに調整できた
予算・期間の見通し依頼前に費用感や期間の目安が分かりにくかった契約前に費用と目標期間の目安を確認できた
意思決定までの期間(目安)仕様書の検討開始から3週間程度かかっていた試作品提示から3日程度で方向性を確定できた

上記は、B社の例をもとにした一般的な傾向のご紹介です。実際の完成までの期間や対応範囲は、ご依頼内容の分量・難易度により異なります。

依頼後に感じた変化

「社内で『こういうものが欲しい』というイメージはあっても、それを資料に落とし込む作業自体が負担でした。先に動くものを見ながら要望を固めていく進め方のおかげで、その負担がなくなったのは大きかったです」と、ご担当者は話します。

試作品を確認した後、追加で調整したい点がいくつか出てきたものの、当初の進め方の中で対応してもらえたため、大きな範囲変更にはならなかったとのことです。「別途の見積もりが必要になるほどの大きな変更ではなく、想定していた範囲内で収まりました」との振り返りもありました。

よくあるご質問

どこまでの内容が66万円(税込、税別60万円)の範囲に含まれますか。

当社の標準の仕組みで完結するシンプルな実装が対象です。ログイン機能等のセキュリティを伴う仕組みや、標準の仕組み以外のサーバーを必要とする構成は別途お見積もりとなります。

専門的な仕様書がなくても依頼できますか。

はい。確認シートに分かる範囲・イメージをご記入いただく形で進めます。専門知識は必要ありません。

「14日以内」は必ず守られますか。

完成の目標としてお示ししているものであり、確定した納期をお約束するものではありません。ご依頼内容の分量・難易度により前後する場合があります。

試作品を見てから要望が変わった場合はどうなりますか。

試作品を見てからの微調整・改善は、この進め方の中で対応します。大きく範囲が変わる場合は、内容を伺ったうえで改めてご案内します。

打ち合わせはオンラインでも可能ですか。

承っております。ただし基本の進め方はメールでのやり取りです。お電話でのご相談には対応しておりません。

まとめ

仕様書づくりに時間をかけるより先に、動くものを見ながら方向を固めていく——今回ご紹介した例は、この進め方によって認識のズレを早い段階で解消できたケースです。要望はあるものの言語化や資料化に時間がかかっている場合は、分かる範囲・イメージから相談してみることをおすすめします。

なお、本記事はご依頼いただいた例をもとに構成したご紹介です。個々の完成までの期間・対応範囲は、ご依頼内容により異なります。

要望を資料に落とし込む作業そのものが負担になっている場合、まず分かる範囲・イメージを伝えるところから始められる進め方は、一つの選択肢になるかもしれません。試作品を見ながら方向を固めていく進め方に関心がある場合は、まずは実現したいことを気軽にお聞かせください。

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